臀部・股関節・膝・足

坐骨神経痛・ももの裏から足先にかけてのしびれ

腰から出て、お尻、ももの裏、ふくらはぎを通って足先までを支配する坐骨神経。
この走行に沿って痛みやしびれ、重だるい感じがすることを坐骨神経痛と呼びます。

 

脚の付け根、ももの内側の痛み

デスクワークなど座っている時間が長かったりすると、股関節を曲げる筋肉の大腿四頭筋、大内転筋が硬く縮まってコリができ、痛みを引き起こします。

 

膝前面に痛み・オスグット病

思春期におけるスポーツ障害のひとつで、性別に関係なく生じ、痛みをともないます。
そして、このオスグット病(成長痛)になるのは、ほとんどがランニングスポーツをしている子供達です。
このオスグット病は以前、「骨の成長痛だから時期が来るまで治らない」とされていましたが、最近では筋肉の問題であるということが、やっと理解されてきました。

 

膝の障害

①高齢の方であれば変形性膝関節症の可能性が考えられます。太ももの膝付近の硬く縮まったコリが原因で膝に痛みを引き起こすこともあります。

②スポーツによる使いすぎ(over use)が原因で、膝関節周囲に痛みを生じること

膝内側の痛み

A.鵞足炎(がそくえん)

膝関節内側の頚骨部に働きの異なる三つの筋肉が合体し付着しているところがあります。合体した筋腱があたかも水鳥の足のように広がっていることより、 鵞足と呼ばれています。

 

B.平泳ぎ膝

水泳の平泳ぎの選手に多く見られることより名づけられた障害です。
平泳ぎのウィップキックが原因とされ、膝内側側副靭帯に繰り返し張力が加わりその付着部に炎症が起き痛みを生じています。
発症してしまったら練習量の軽減が必要ですが、又関節のストレッチングが大切です。

 

膝外側の痛み

A.腸頚靭帯炎

ランニングによる障害の代表的な一つです。腸徑靭帯は骨盤から頚骨に至る長大な靭帯です。この靭帯は大腿骨外顆で、膝の伸展と屈曲により前後に移動するため機械的刺激を受け炎症が生じます。O脚傾向の人に起こりやすいのがランニングシューズや走行面など練習環境も影響します。
治療としては腸徑靭帯のストレッチングと練習後のアイシングが有効ですが、シューズや走行環境の見直しも必要です。

 

B.膝窩筋腱炎 (しつかきんけんえん)

下り坂のランニングで発生しやすい障害の一つです。 膝窩筋は膝の後方から始まり大腿骨外顆に筋腱部が付着する筋肉でこの付着部周囲に痛みが生じます。
治療としてはアイシングが有効ですが、下り坂を減らすランニングコースの変更も必要です。ただし、いずれの痛みも、痛み出す原因がこれだけとは限りません。他の障害や、二次的に発生している可能性もありますから安易に自己診断することは危険です。

 

ふくらはぎがつりやすい

筋肉が縮んで硬くなったまま戻せない状態になると、
「つる」という症状が起こります。

 

足の裏が痛い、だるい

足の裏の足底腱膜に炎症がおきている可能性があります。
また、足の裏の筋肉に硬く縮まったコリができると痛みを引き起こしてだるさを感じます。

 

足が冷える(冷え性)・足がむくみやすい

一日中PC作業をしていたり、立ち仕事をしていると、
足がむくんで夕方靴がきつくなることはありませんか?
外は暑いのにすぐに足が冷える(冷え症)ことはありませんか?
この症状は「血行不良」で「代謝が悪くなっている」原因からきていることが多いです。

 

足関節捻挫

足関節(足頚)捻挫のほとんどは、
足関節を内側に捻って生じます。足関節外側の靭帯(前距腓靱帯)が損傷します。 外くるぶし(外果)の前や下に痛みがあり、腫れます。 また、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。また、以下の症状がある時はすぐに病院・整骨院に行って下さい。
・捻挫した関節や患部が腫れている。
・歩くと痛みが走る。
・歩くと痛みが走る。
・曲げようとすると痛む、または人に曲げてもらうと痛む。

 

肉離れ

肉離れとは、「筋肉の収縮動作」が急激に行われた際に筋肉そのものに筋肉の部分断裂。筋肉の完全断裂を発症する筋肉の障害です。 部位はハムストリングス、太もも、ふくらはぎが多い。

 

外反母趾・扁平足

外反母趾や偏平足など脚に対しての症状の原因は靴なども関係していますが、骨盤が歪むことにより体のバランスが崩れてなることもあります。
骨盤が歪んでしまうと脚の長さに左右差ができてしまい、歩いている時や、立っている時にバランスが悪くなります。
それにより、親指が内側に倒れてきて外反母趾になってしまいます。
外反母趾が悪化してくると親指側に痛みが出やすくなります。
当院では、骨盤の歪みを整え、脚の長さを揃え体のバランスを元に戻します。
バランスが整うことで脚の負担を減らすことができます。